高槻支部 10月例会(10月19日)

 日本国中、何処も彼処も自然災害に見舞われ、気が休まりません。
 大阪も地震、台風につぎつぎ襲われ、地震の時はどうにかやり過ごせても、台風で、被害が大きくなったところもあります。
 最近の異常気象は、人災ともいえます。しかし昔から日本は幾多の自然災害にあいながら苦い経験を生かし、災害を乗り越えて来ました。先人の知恵、科学の力を生かし、現代の私達も生き抜く力を発揮していかなければならないでしょう。
 現場は、夏休み前から想定外の対応に追われ、運動会の練習も予定通りには進まず、本末転倒ですが、授業の準備どころではない実情ではと心配していました。その上高槻は2学期制ですので、9月~10月上旬はまたまた忙しくなります。
 でも、下記の通り例会を持つことが決まりました。現場の若い先生方の、授業作りに対する熱意、まじめさに感銘を受けました。何時も忙しさには変わりはありませんが、その中でも、時間を作り、是非例会にご参加下さい。
日時:2018年10月19日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)3階「創の工房」 
内容:参加者の担当学年の教材研究
   授業のメインテーマ
   その他なんでも

  

高槻支部 8月例会(8月31日)

日時:2018年8月31日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)第1会議室(3階)
内容:参加者の担当学年の教材研究
   新年度のメインテーマ
   その他なんでも
 今年の初夏から夏にかけては、自然災害がつぎつぎとおこり、子ども達の心理面でのケア、事後処理、今後に向けての対策等々いろいろある中で、授業、行事を進めていかなければならない現場の忙しさは、筆舌に尽くせないほどだったと想像されます。
 6月例会も、会場の点検作業で使用不可となり、流会となりました。それ以降、例会が持てませんでしたが、やっと、下記の通りに例会を実施することになりました。
 酷暑の中で、被災地は、復旧作業もままならない状態ですが、とりあえず、例会を開けることは、この上なく有難いことです。何時ものことが何時も通りできる幸せを噛みしめています。この思いをしっかり心の中に留めておきたいです。
 異常気象は、地球規模で恒常化してきそうな気配です。改めて環境問題等を考えていかなければなりません。
 子ども達と何をどのように学んでいくか、考えながら授業作りに励みましょう。

  

高槻支部 6月例会(6月22日)

日時:2018年6月22日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)創の工房(3階)
内容:参加者の担当学年の教材研究
   新年度のメインテーマの絞り込み
   その他なんでも
新年度が始まって、1カ月余。学級開きから始まり、参観、懇談、家庭訪問等々新年度恒例の行事も進み、子ども達の素顔がクラスの中で見えて来た頃でしょうか?
一人ひとりの子どもの個性、クラス集団の特性の芽生えを把握しながら、担任が例会参加。子ども達が喜んで授業に参加してくれるようにするにはどうすればいいのか?課題の大きい子どもに集団としての学習にどう参加させていくかといった根本的な、そして、難しい問題を踏まえての交流がありました。
授業作りのポイントとして、その授業での発問を1~2個しっかり考える。狙いに沿った発問は、言葉をしっかり練らないといけない。板書をまず考えて授業を組み立てていく。
従来から例会で繰り返し言われてきたことを改めて確認しました。
45分の授業の狙いは?
狙いを実現させる資料は?
狙いにそった発問は?
基本は変わりませんが、難しいです。だからこそ、子どもが輝く授業をめざして、集団で授業を考えようと思った例会でした。

  

高槻支部 5月例会(5月18日)

日時:2018年5月18日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)創の工房(3階)
内容:参加者の担当学年の教材研究
   新年度のメインテーマの絞り込み
   その他なんでも
 前回は、新年度の担当学年が分かった直後の例会。6年担任が2人ということで、スムーズに話が進みました。
 地球誕生から人類誕生を経て現在に至るまでの歴史をテープ図で表すことで、今をとらえる導入。縄文時代と弥生時代の想像図をしっかり見比べて、自分はどっちの時代が良い?と質問してみる方法。子ども達は克明に図を見、自分の思いを発表していくでしょう。「大仏づくり」の学習では、実物大の鼻の穴を作り、通り抜けるとか、実物大の目を作ってみるとか、以前の取り組みとかも含めての交流をしました。
奈良の先生から平城京の規模や狙い、当時の庶民の生活とかも教えて頂き、奈良時代を想像するカギとなりました。また、平城京址の新資料館の素晴らしさも聞きました。
時間不足になりがちな歴史の授業。ポイントを絞り、子ども達が文字面だけでなく、視覚的に、体感的に歴史の一端を理解していける工夫が必要と再確認した例会でした。
担任する子ども達とまだ顔を合わせていない人も、授業への熱い思いがあって、活気づいた二時間でした。
 学年ではや、今年度のテーマが話し合われたという学校もありました。個人の頑張りだけでなく、学年で取り組めるというのは、心強いですね。

  

高槻支部 3月例会(3月30日)

日時:2018年3月30日(金)18:00~20:00
     (開始時間が早くなっています、ご注意を!)
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)第五会議室(4階)
内容:新年度のメインテーマの絞り込み
   その他なんでも
 次回の例会日には、新年度の担当学年も分かっているだろうということで、来年度のメインテーマについて話し合おうと思います。
 今年度を振り返ってみると、つぎにする授業の計画に追われて、大きいテーマについての時間がなかなか取れませんでした。そこで、年度当初にテーマを考えていこうということです。
 子どもとの対面がないまま話し合うのもむずかしいですが、学年の学習内容、特徴とかを考えて大きくテーマを決めていくことはできます。例会で決められなくても、担当学年の特徴を大雑把につかむことは大事でしょう。テーマが決められたとしても、途中で変更は勿論ありです。授業作りは日々変わっていく部分が大きいですから。
 参加に際しては、周囲の同僚とか、友人とかに声がけして、一緒に来てもらったら有難いです。今までからそういう形で、メンバーが繋がっていくことが多かったです。

  

高槻支部 3月例会(3月2日)

日時:2018年3月2日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)第一会議室(3階)
内容:今年度のメインの授業について
   その他なんでも
 インフルエンザが猛威をふるい、学級閉鎖になった学級担任が参加しての例       会。担任の熱意に心を打たれました。
 3年の伝統行事、5年の環境学習を中心に検討が進みました。
 新興住宅地では、伝統行事等と言っても見つけにくく、校区枠に縛られず、行事を考えていきました。環境学習も教科書に記載されている基本事項は押さえるとしても、具体的な実践はやはり地域にある課題を教材にという共通認識がありました。
 話を進めるなか、若い先生方が地域に根付き、地域学習を進めていくしんどさを覚えました。教材研究という本来の仕事を弾き飛ばすような仕事が山積みです。他市在住なら、いっそう校区、地域の事がわかりにくくなってきます。
 校内でもゆっくり校区、地域の話し合いが出来るゆとりが必要と感じました。
 また、子どもの実態の交流の中で、虐待等の悲惨な事実が出されました。この裏には、各家庭にもゆとりが無くなり、子どもが一番の被害者になっているのではと考えさせられました。

  

高槻支部 2月例会(2月2日)

日時:2018年2月2日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)第一会議室(3階)
内容:参加者担当学年の授業作り
   今年度のメインの授業について
   その他なんでも
 12月例会は、何時ものメンバーが欠席で、少し淋しいかなと思っていましたが、久しぶりの方が参加ということで、いつものごとく、話がいろいろ展開していくなかでの例会となりました。
 教科書では、4年の地域学習で取り上げられているのは兵庫県。でも、子ども達が興味を持つのはやはり地元の大阪、高槻のこと。地域のことを掘り起こして学びを深めていくことの大切さが確認されました。
 6年の「わたしたちの生活と政治」では「児童センター」を切り口にしているのが教科書です。住民の願いを受け、市役所、市議会が働き、税金を使って実現していくということです。高槻市の例として、図書館の設立や、学校の新設が話題になりました。どちらも住民の熱い思いがあって、運動を進めることで実現したものです。
 時間不足で、きっちり詰めることができませんでした。授業者の教材研究、そして子どもたちの聞き取りや、調べ学習を組み入れることで生き生きとした授業になることでしょう。授業者が何を選択して、授業が進められたか、次回の例会で話を聞くのが楽しみでもあります。

  

高槻支部 12月例会(12月15日)

日時:2017年12月15日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)創の工房(3階)
内容:参加者担当学年の授業作り
   今年度のメインの授業について
   その他なんでも
 例会では、授業での子どもたちの反応を聞くのが何よりの楽しみです。
 適切な資料を提示することで、子ども達は、さまざまなことを読み取っていった報告がありました。限られた時間の中で、何を材料に考えを広げ、深めていくかが重要かを教えられました。
 6年の授業研究は「第2次世界大戦~戦後」という大切な中身が盛りだくさんの時代です。大枠の時代の流れや、実践例、どの資料を重点的に取り扱うかと発言が飛び交いました。時間不足の中、あれもこれもとしても子どもの心には残らない。だから、授業者の心に響いたものを重点的に、具体的に取り上げていくのが大事ということになりました。
 3年では、歴史学習の第一歩が始まります。道具の変遷が話題の中心となりました。教科書の絵を見ながら、昔の道具の名前や使い方、ついでに、その道具にまつわる思い出話の花も咲きました。道具やその中に入っているだろう食品のほとんどが手作りとわかります。ほとんどの物を買って日々の生活を過ごしている今との大きな違いを実感しました。
 今年もあと一カ月余。慌ただしい時期ですが、次回の例会日を確認して散会しました。例会を続けようという熱いものを感じます。

  

高槻支部 11月例会(11月24日)

日時:2017年11月24日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)第1会議室(3階)
内容:参加者担当学年の授業作り
   今年度のメインの授業について
 10月例会は、3学年に渡る担当の4人の先生方参加。メンバーの顔を見ただけで元気が出ましたが、子どもの様子を聞いたり、授業のポイントを話し合ったりしていると、ますます元気になりました。
 6年「日清・日露戦争」を1時間で授業をするということ。ポイントを絞る必要があります。戦場の地図、当時のマンガを中心に日清戦争を重点的に学んで、日露戦争も考えるプランになりました。日露戦争での戦死者が日清戦争よりぐんと増えます。第2次世界大戦では、ケタ違いの増加。その原因とかも後日の授業で考えられそうです。
 3年は「農家の仕事」。教科書通りの授業は進められません。学校近くの農家に聞き取りに行き、学ぶなかで、子どもからの疑問や感想で授業を考えていくのが大切です。また、高槻特産の野菜や、地元の野菜が給食に使われていることを入口にしていく方法も。聞き取りとかと並行して、子どもたちと一緒に野菜の栽培に挑戦して、作物の成長過程を体験しておくのも大事という話も出ました。
 5年では、工業学習の導入に電化製品の分解をし、子ども達が熱中したと報告がありました。子どもの心を掴む導入の大切さを痛感しました。工場見学を通して学習の幅を広げられたらいいですね。
限られた時間ですが、濃縮した内容の例会でした。

  

高槻支部10月例会(10月20日)

日時:2017年10月20日(金)19:00~21:00
会場:高槻市市民交流センター(クロスパル)創の工房
内容:参加者担当学年の授業作り
   今年度のメインの授業について
 8月例会日は夏休み明け第1日め。以前なら2学期スタートというところですが、今は前期後半スタートというとか。
 2年では、「はたらく人とわたしたちのくらし」の「店ではたらく人」で学習開始。スーパーマーケットが中心です。買い物をする家族の意見が直接聞ける単元です。スーパーで働く人はレジの人だけでなく、様々な仕事をする人がいます。スーパーマーケットを見学することで、子ども達は自分の目で確かめることができます。考えていくと、幅広く学習が進められる興味深い単元と改めて知らされました。いろんな人を巻き込む、教科書だけの学習より、見学でダイナミックに学習していけます。今後の社会科学習に繋がることです。
 6年では、運動会の練習に熱が入る中で、学習は確実に進めていかなければならないしんどさがあります。
 授業の形態に変化をもたせ、子どもは勿論、担任も楽しく授業を進めていく工夫が必要ですね。
 9月は休んで、10月がつぎの例会です。