大阪の歴史教育 第55号 2022.7
大阪を歩く 地域を見つめる【グラビアページ】
堺の打刃物包丁鍛冶の職人さん 小松清生
巻頭言 平和を作る主権者を育てたい 平井美津子
コロナ禍の子どもたちと教育
コロナ禍の中の子ども達-小学校part2 オンライン授業 小学校部会
コロナ禍の中学生と中学校現場-2021年度 中條加奈子
超多忙化のもとでも生徒の成長を願って 浅井義弘
近畿ブロック研究集会
研究授業「悪」と向き合う-アイヒマン裁判考- 和井田祐司
パネルディスカッション
小学校社会科教育に求められているもの 川本治雄
「科学的な基礎的知識の定着」から「基礎概念」の習得、そしてその価値・意味を問う授業のあり方-中学校社会科教育の課題- 岩本賢治
「歴史総合」を18歳選挙権時代にふさわしい歴史学習に作り替える 井ノ口貴史
教育実践 世界史Aで何を扱ったか-18時間での実践- 松尾良作
ケア労働から働き方を考える 山田真理
「総合的な学習の時間」で、主権者の育成を 浅井義弘
学校づくり・社会運動・戦争体験
統廃合で「小中学校」に、そして「義務教育学校」へこどもはどこに! 志村誠
全国水平社創立100周年記念講演会に参加して
-小学校6年歴史学習の視点で学んだこと・考えたこと- 河内晴彦
戦場の父を追って-バリンタン海峡の海難とフィリピン戦- 原幸夫
見よう・ふれよう・調べよう~大阪の歴史
「紀元二千六百年」とは何だったのか-大阪の石造記念物探訪 森田敏彦
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大阪歴史教育者協議会でいっしょに活動しませんか
大阪歴史教育者協議会(略称・大阪歴教協)は、1953年に設立して以来、小・中・高・大学の教員と市民の会員が、歴史教育・社会科教育の研究・実践を重ねてさました。その研究成果は、機関誌『大阪の歴史教育』をはじめ、さまざまな出版物によって発表しています。
毎年、研究大会を開き、研究と授業実践を深めるだけでなく、研究例会活動や公開研究授業・「社会科授業づくり講座」・フィールドワークなとをおこなっています。
会員は、小学校部会、中学校部会、世界史部会、日本史部会なと、希望する部会に参加し、歴史研究・授業実践・フィールドワークなとの課題に取り組んでいます。小学校社会科の学習プランや日本史・世界史・地理の学習プランをみんなで作ったり、小学校・中学校の社会科教育のための資料づくりなとにも精力的にとりくんでいます。高槻、堺、南河内なとでは地域で支部をつくり、授業づくりやフィールドワークを行っています。「社会科授業づくり講座」は、若手会員とベテラン会員による授業づくりと実践報告、「今すぐ役立つ実物教材」の交換会なとが好評です。また、会員の研究、授業実践、書評、旅行記なとは、「大阪歴教協通信」で発表し、みんなで学び合っています。
学校現場は、忙しすぎて、じっくり教材研究をする時間も取れませんが、集まって、みんなで学びあえば、いろんな智慧が生まれます。先輩たちの実践から学ぶこともできます。歴教協に加わって、いっしょに学びせんか。会則に賛同し、会費を払えば、となたでも大阪歴教協会員になることがでさます。会費は『大阪の歴史教育』(年1回発行)、「大阪歴教協通信」(2か月毎)代込みで年3,000円です。入会は、下記のホームページからお申し込みください。例会の予定もホームページをご覧ください。