世界史部会 9月例会(9月29日)

日 時:2024年9月29日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います
テーマ:「大衆とは、権力者の意のままに操られる存在なのか?〜単元シートの記述で見取る生徒の変容〜」
報告者:前田涼子さん(大阪高校)
【概要】今年(2024)度1学期、2年生に行った歴史総合の「国際秩序の変化や大衆化と私たち」の単元の授業実践報告。昨年度より、「単元を貫く問い」を設定し、1テーマごとに「単元を貫く問いに関連する事象を探し、整理する」という活動を入れている。「大衆化」の単元において、「単元を貫く問い」と毎回向き合い続けた生徒の中で、大衆化という現象について、どのような意識の変化があったのか、彼らの記述内容にもとづいて報告したい。

  

世界史部会 7月例会(7月28日)

日 時:2024年7月28日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います。参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
テーマ: 「パレスチナ問題−パレスチナ・イスラエル戦争を世界史でどう教えたか」
報告者:打田浩司さん (大阪歴教協 大阪府立東淀川高校)

  

世界史部会 6月例会(6月16日)

日 時:2024年6月16日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います
テーマ:生徒の古代文明探究プロジェクトから考える世界史探究
報告者: 丸小野 壮太さん (常磐大学高等学校)
【概要】本発表では生徒の古代文明探究プロジェクトから世界史探究における古代史の位置づけを明らかにすることを目的する。2024年4月〜6月の世界史探究では生徒が自身の興味関心から西アジア・地中海・ヨーロッパ・南アジア・東南アジア・中央ユーラシア・東アジア・アフリカ・アメリカ・オセアニアの各古代文明に関する問いを設定し、関連する資料を収集・整理・分析し、その問いに回答する一連の過程を通して、古代文明の歴史的特質を深める授業を実践した。
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。

  

世界史部会 4月例会(4月28日)

日 時:2024年4月28日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います
テーマ:「「意見表明-紙上対話-紙上討論」モデルを使って共同する学びをつくる          -岸田政権の原発政策・防衛政策の学習を事例として-」
報告者:井ノ口貴史(大阪歴教協)
【報告の概要】
『歴史地理教育』2024年3月増刊号に載せた論文のもとになった実践です。紙幅の関係で十分に書き切れなかった点を含めて、授業方法に焦点を当てて報告しようと思います。
岸田政権は、ウクライナ戦争による危機に便乗して世論をあおり、安全保障関連3文書の改訂・敵基地攻撃能力・防衛費GDP比2%(5年間で43兆円)を打ち出しました。また、東電福島第一原発事故から12年にして、それまでの原発政策を大転換して、原発再稼働・新増設・運転期間を60年に延長をすすめようとしています。報告のポイントは以下の通り。
①主権者教育の現状と歴史総合の果たすべき役割
②「主体的・対話的で深い学び」の再定義と「意見表明-紙上対話-紙上討論」モデル使った共同する学び
③東電福島第一原発事故から12年、この間の原発学習の実態と大学生の原発に対する意識、学習による変化。
④3月下旬岸田政権が次期戦闘機の輸出解禁の方針を決めました。岸田政権の防衛政策転換に関わって武器輸出に関して授業をしました。今年度の課題になるかもしれませんが、武器輸出に関する学生の意識を提示しておくことも必要かと思います。
⑤「意見表明-紙上対話-紙上討論」で見えてきた学生の主張を読み解いて最終判断のために示した具体的な学習教材を紹介します。

  

世界史部会 2月例会(2月25日)

日 時:2024年2月25日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います。
テーマ:「教育の転換点 2023年 世界史Bの最後と歴史総合の最初・課題研」
報告者:高橋雅幸さん(埼玉歴教協・三郷支部)
≪報告概要≫2023年は長年必修科目であった世界史が終了すると同時に4単位科目も終了となる。また、勤務校で歴史総合が開始された。この年は必修世界史を総括し、新たに必修となった歴史総合を今後どのように指導していくか見据える年となる。私にとっては課題研究を行う年でもあった。23年の実践と課題研究を通じて世界史を総括・必修科目のあり方を考える。    参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )に連絡してください。

  

世界史部会 1月例会(1月28日)

日 時:2024年1月28日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います。
テーマ:「ジェノサイドを越えて?
     ルワンダにおける平和回復過程に注目した授業実践」
報告者:和井田祐司さん(大阪歴教協 大阪暁光高校)
【報告の概要】1994年4月のルワンダジェノサイドの発生から、今年で30年を迎える。証言の検討を通じてジェノサイドの実相を把握したうえで、ルワンダにおける平和回復過程に注目した授業実践である。ガチャチャ裁判による「和解」の事例検討や、「ムリンディ/ジャパン ワンラブ・プロジェクト」のお二人をお招きしてのゲスト授業を通して、ルワンダジェノサイドを生徒とともに探究した取り組みを報告する。
参加を希望する方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )に連絡してください。

  

世界史部会12月例会 (12月17日)

日 時:2023年12月17日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います。
テーマ:「地域に根ざす歴史学習―ワタから学ぶー 
                歴史総合と日本史探究をつないで (仮)」
報告者:浅井 義弘さん(大阪歴教協 大阪府立東百舌高校)
参加を希望する方は井ノ口さんに(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )に連絡してください。