日 時:2025年4月27日(日)午後2時~ ZOOM利用で行います。
テーマ: 「識者と「対話的」・「深い」学びを実践 ~歴史総合2年目の新たな挑戦~」
報告者:髙橋雅幸さん(埼玉歴教協)
概要
学習指導要領で示す「主体的・対話的で深い学び」を2単位「歴史総合」でどのように実践するか。まずは、「対話的な学び」を「書いて対話する学び」(意見表明)する手法を昨年度も取り入れていた。今年はさらに科目通信を通じて、生徒の意見を他者へ共有し「紙上対話」することを取り入れた。さらには学習した後に識者と手紙でやり取りすることで、新たな知見が広がる「深い学び」への新たな挑戦をしてみた。この実践を報告する。
世界史部会
世界史部会 3月例会(3月23日)
日 時:2025年3月23日(日)午後2時~
ZOOM利用で行います。
テーマ: 「2年生歴史総合の授業で『第一次世界大戦とパレスチナ問題をどう教えるか』」
報告者:打田浩司さん (大阪府立東淀川高校)
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
世界史部会 2月例会(2月23日)
日 時:2月23日(日)午後2時~ ZOOM利用で行います。
テーマ「楊おばさんは語ることができるか?―清末民初における纏足に対するまなざしの変化を考える授業―」
報告者:小川涼作さん(会津若松ザベリオ学園高等学校)
【概要】
多くの生徒が中学3年次の国語の授業で触れる魯迅『故郷』には、「古い人間」の象徴として纏足をした女性、楊おばさんが登場する。日本の中学生は、『故郷』で初めて纏足を知るケースが多いため、魯迅の目線で纏足を悪習としてとらえることになる。ただ、実際には、纏足に対する認識は立場によって異なる。本実践は、資料から、中国の近代化を目指す中国人エリート、女性の権利を主張するイギリス人女性、台湾を統治する日本、纏足を求める男性、娘に纏足を施す母親、纏足女性本人の纏足観を読み取り、「まなざされる者」としての楊おばさんの「まなざし」に対する語りを考えた。なお、本実践は高校1年「歴史総合」(第一次世界大戦後のアジアのナショナリズムを扱う単元)で実施した。
世界史部会 1月例会(1月26日)
日 時:2025年1月26日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います
テーマ:「日本史探究『大正デモクラシー』の時代で何を教えるのか」
報告者:浅井義弘さん(大阪歴教協)
【概要】
「大正デモクラシー」の時代は、「内に立憲主義、外に帝国主義」という問題を孕んでいたが、民衆が、民主主義的改革を求めて行動した時代であった。もう一方で文化の大衆化がすすんでいった。「大正デモクラシー」を過小評価する動きもあるが、現代日本の政治、経済、社会、民主主義を考える上でも、「大正デモクラシー」の時代から学ぶことは多い。この時代で何を教えるのか、どう教えればよいのかを考えたい。
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
世界史部会 12月例会(12月15日)
日 時:2024年12月15日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います
テーマ:「地域教材として世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」をどのように位置づけるか -「地理総合」における授業実践を通して- 」
報告者:田城賢司さん(和歌山県立串本古座高等学校)
【概要】昨年度前任校の熊野高校1年生で行った地理総合の授業報告
今年「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎え、高校の近くにも登録資産があり、1年生は熊野古道歩きを行っています。世界遺産を通して地域の課題に気づくとともにそれが世界(他の世界遺産も抱える)の課題につながること、そして、そのことを理解した上で生徒自身が世界遺産とどう関わっていくかを考えてもらいました。
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
世界史部会 11月例会(11月24日)
日 時:2024年11月24日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います
テーマ: 「戦争と国民〜戦争プロパガンダと戦時下の国民生活の読み解き〜」
報告者:神山知徳さん(千葉県 昭和学院高校)
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
世界史部会 10月例会(10月20日)
日 時:2024年10月20日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います
テーマ: 「高校生と考えるガザ侵攻」
報告者:稲次寛さん (兵庫歴教協 北条高校)
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
世界史部会 9月例会(9月29日)
日 時:2024年9月29日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います
テーマ:「大衆とは、権力者の意のままに操られる存在なのか?〜単元シートの記述で見取る生徒の変容〜」
報告者:前田涼子さん(大阪高校)
【概要】今年(2024)度1学期、2年生に行った歴史総合の「国際秩序の変化や大衆化と私たち」の単元の授業実践報告。昨年度より、「単元を貫く問い」を設定し、1テーマごとに「単元を貫く問いに関連する事象を探し、整理する」という活動を入れている。「大衆化」の単元において、「単元を貫く問い」と毎回向き合い続けた生徒の中で、大衆化という現象について、どのような意識の変化があったのか、彼らの記述内容にもとづいて報告したい。
世界史部会 7月例会(7月28日)
日 時:2024年7月28日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います。参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。
テーマ: 「パレスチナ問題−パレスチナ・イスラエル戦争を世界史でどう教えたか」
報告者:打田浩司さん (大阪歴教協 大阪府立東淀川高校)
世界史部会 6月例会(6月16日)
日 時:2024年6月16日(日) 午後2時00分より
ZOOM利用で行います
テーマ:生徒の古代文明探究プロジェクトから考える世界史探究
報告者: 丸小野 壮太さん (常磐大学高等学校)
【概要】本発表では生徒の古代文明探究プロジェクトから世界史探究における古代史の位置づけを明らかにすることを目的する。2024年4月〜6月の世界史探究では生徒が自身の興味関心から西アジア・地中海・ヨーロッパ・南アジア・東南アジア・中央ユーラシア・東アジア・アフリカ・アメリカ・オセアニアの各古代文明に関する問いを設定し、関連する資料を収集・整理・分析し、その問いに回答する一連の過程を通して、古代文明の歴史的特質を深める授業を実践した。
参加を希望される方は井ノ口に(inoc7009アットマークm3.kcn.ne.jp )連絡ください。