支部・部会・研究会案内

日本史部会 4月例会(4月26日)

日時 2023年4月26日(水) 18:30~20:30 
内容:「富雄丸山古墳の発掘調査と一住民からの発言(兵庫大会前近代分科会へのレポート)
報告:河内 晴彦さん
報告概要
 2023年初頭にメディアで大きく取り上げられた富雄丸山古墳がある住宅地に私は住んでいる。この6年間の発掘調査の成果の概要と、この間に一住民としての立場から関わってきたこと、今後の課題(特に小学校における「古墳の学習」にどう生かしていくかを含めて)について報告したい。
 オンラインで実施します。参加希望者は Hyosutebitoアットマークoutlook.jpにご連絡ください。

 

  

世界史部会 3月例会(3月19日)

日 時:2023年3月19日(日) 午後2時より ZOOM利用で行います。
○テーマ:世界史Aの総括をもとに歴史総合の年間プランを考える
○報告者:井ノ口貴史さん
○課題意識
歴史総合の授業が開始されて1年目、世界史A導入時以上に解決すべき課題は多い。2年目に向けて、2単位70時間で構成された教科内容を55時間程度で再構成する必要に迫られている。その際、世界史A(世界史必修)の総括から始めるべきだろう。その上で、「現代的な諸課題」を明らかにして、ポスト冷戦時代の国際情勢を確実に学ぶことができるカリキュラムの自主編成が求められる。
○報告要旨
1. 大学生の学習履歴から世界史必修の実態を明らかにする。
2.私自身の「世界史A」実践を総括する
 1)進学校での実践(1994~99年)― 通史で教える場合、3単位であれば教科書どおり現在まで教えられる。2単位では困難。
 2)課題集中校での実践(2000~03年)― 生徒の関心を引き出すことで、テーマ学習であれば、「現代的な諸課題」を追求する学びを実現できる。生徒は教師に学ぶ意味を問うている。教師はそれに応えられるか。
 3)工業高校での実践(2004~07年)― 2単位で通史として現在まで教える場合には帝国主義(19世紀末)から始めることで21世紀の現在まで教えることができる。歴史総合で考えると、「B近代化と私たち」は扱わないことになる。
3.歴史総合を自主編成する際の課題 ― ①日本史分野をどう扱うか。②通史としての構成で良いのか。③テーマ学習とすればどのようなテーマを設定するか。その場合、現在発行されている歴史総合の教科書のような細分化されたテーマ立ては無意味だろう。
4.歴史総合の年間プランをどうつくるか ― 参加者で議論

  

高槻支部 3月例会(3月25日)

日時:2023年3月25日(土)14:00~16:00
会場:磐手公民館集会室4 (1F)
内容:新しい学年のテーマ等
歴教協全国大会のレポートについて
 2月例会では、3年の実践がたくさん聞けました。
その学校では独自の副読本があり、校区、地域の移り変わりがきっちり書かれてあります。それを読み進んでいくうちに、子ども達は校区の変遷をしっかり理解し、疑問、発言もたくさん出ました。冬休みの宿題で、両親、祖父母に昔の生活についての聞き取りがされていました。その下地があったからでしょう。昔の出来事も、自分たちの生活と結び付けて考えを深めていったと思われます。的確な資料が提示された時、子ども達の学びが広く深くなっていくというのを再認識できました。
3月例会では、新しい担当学年について、どう授業を進めるかの第一歩となります。気持ちも新たに、皆で授業作りに励みましょう!

  

世界史部会 2月例会(2月19日)

日 時:2023年2月19日(日) 午後2時より ZOOM利用で行います。
テーマ:「沖縄復帰50周年と沖縄の歴史について(仮)」
報告者: 垣花陸人さん(沖縄県立南風原高校)
 垣花さんは、沖縄出身で関西の大学を卒業して2年目、2022年4月からはじめて高校現場で教えることになった教職1年目の方です。学校設定科目「沖縄の歴史」を1年間教えて、そこでの実践を報告してくれます。現在、期末考査の作問や卒業関係の業務で多忙をきわめているようです。報告レポートなどを皆さんに届けるのが報告直前になると思いますが、温かく見守ってやって下さい。

  

日本史部会 2月例会(2月22日)

日時 2023年2月22日(水) 18:30~20:30 
内容:どこから小学校の歴史学習をはじめるのか
    ~一高校教師の雑感から~
報告:永瀬弘勝さん
報告概要
 河内晴彦さんが昨年9月・10月に、小学校の歴史学習での、教科書をもとにした自主編成の視点とプランを提示しました。今回は、そのうちの①「定住生活へ」(旧石器時代から縄文時代へ)・②「ムラからクニへ 米作りが起こしたくらしの変化」(弥生時代・古墳時代)の内容構成について考えたことを報告します。
 オンラインで実施します。参加希望者はHyosutebitoアットマークoutlook.jpに ご連絡ください。

  

高槻支部 2月例会(2月18日)

日時:2023年2月18日(土)14:00~16:00
会場:磐手公民館集会室4(1F)
内容:参加者の担当学年の社会科教材研究
   その他諸々

今年初の例会。
 昔の時代の地図から、子ども達が色々なことを読み取っていった報告がありました。学年初めに校区地図で盛り上がったクラスでした。地図学習が自分たちのものになっているのではと感じました。
 冬休みの宿題で、祖父母や両親から昔の生活についての聞き取りが出されました。
それを読ませてもらい、自然と顔がほころびました。文の奥に、生き生きした祖父母の表情、聞き入る子ども達の熱心な様子が浮かんでくるのです。会話を通して学んでいくっていいものです。歴史、文化を次世代に伝えていくのは大切です。
 この聞き取りのまとめとしては、昔遊びを子どもたちが楽しむのがいいのではという意見が出ていました。祖父母や両親とも一緒に楽しむと違う盛り上がりも出るでしょう。ゲーム類とは違う面白さも体験してほしいです。

  

世界史部会1月例会(1月29日)

日 時:2023年1月29日(日) 午後2時00分より
    ZOOM利用で行います。
テーマ:「歴史総合を肯定的に捉えてみる~観点別評価・歴史総合(707)の進度状況・ICT(PP)利用の授業形態へ~」
報告者: 松本祐典さん(大阪商業大学堺高等学校)

  

高槻支部 1月例会(1月21日)

日時:2023年1月21日(土) 14:00~16:00
会場:磐手公民館集会室1(2階)エレベーター有
テーマ ・担当学年の教材研究
    ・その他何でも
 前回の例会は、定番のお菓子工場見学の直前で、子ども達が盛り上がっていることが話されました。校区内の町工場との比較等が出来たか気になります。
 新年明けには、歴史学習の初歩である昔と今の暮らしの比較の学習に入ります。子ども世代と父母世代では、生活の違いはあまりないようです。祖父母時代とは少し変化も出て来るでしょうが・・・子どもにとって身近お菓子を比べると違いがわかるのではと参加者の体験談等で盛り上がりました。
 さて1月例会は、会場がかわります。
 磐手小学校の北側です。駐車場が広いので、車の方には便利です。
 バス利用の方はJR高槻南口・阪急高槻北口から「上成合」か「川久保」行きに乗車、「磐手校前」下車5分です。乗車時間は10分ほどです。
JR高槻発13:31 阪急高槻発13:35(バス代は220円)

  

世界史部会 12月例会(12月18日)

日 時:2022年12月18日(日)14時~ ZOOM利用で行います。
参加申し込みは事務局へお願いします。
テーマ:「パレスチナ問題の解決に何が必要か~地理Bにて思考力・判断力・表現力を養う~」(仮)
報告者: 髙橋 雅幸さん(埼玉県歴教協三郷支部)