大阪歴史教育者協議会第52回研究大会

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大阪歴史教育者協議会第52回研究大会

地域に根ざし 平和を創る社会科教育

歴史をゆたかに学びたい、楽しい授業がしたいと願うみなさん。
教室や地域の取り組みを持ちより学びあいましょう。

2017年 6月4日(日)11:00~17:00

会場:  サンスクエア堺 第1会議室   Tel 072-222-3561
(JR堺市駅前 西へ100mベルマージュ側  しののめ公園の西側)

総会 10:00~11:00
実践報告① 11:00~12:00
実践報告② 13:00~14:00
質疑応答等 14:10~14:50
シンポジウム 15:00~16:50

シンポジウム 学習指導要領の改訂 何がかわる?何が問題か?

報告者  「歴史総合」を中心に         井ノ口貴史(大阪歴教協)

「地理総合」の取り組みから  松尾良作 (地教研)

「道徳・公共」を考える    岩本賢治 (兵庫歴教協)

資料代 : 1000円   市民・学生は 500円 (高校生以下は無料)

連絡先 :大阪歴史教育者協議会事務局 https://osaka-rekkyo.org/

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☆大阪歴史教育者協議会総会10:00~ ☆ 研究大会受付:10:45~

明日から役立つ教材の交換会やります!

大阪歴史教育者協議会第52回研究大会

実践報告① 11:00~12:00

 小学3年生と学ぶ お店屋さんの仕事

 3年生は社会科の入門期。自分達のくらし、生活の土台にあるお店やスーパーマーケット、コンビニを見学し、見えない所も見、働く人と出会って楽しく学びました。地域を学んで日本の社会の課題が見えて来ました。

   飯田 裕子(前大阪市立東中浜小学校)

〈昼食休憩〉

明日から役立つ実物教材交換会

実践報告② 13:00~14:00

 いわゆる「アクティブ・ラーニング」を考える

 アクティブ・ラーニングが必要だという指導が強くなっています。しかし、これまでも子どもたちが活動し、語り合って高め合う学習を大切にしてきました。地域の実際と子どもの実態を大切に、学びがいのある教材に取り組み、指導法を工夫していきましょう。高校3年生達との実践を報告します。
   浅井 義弘(大阪府立東百舌鳥高等学校)

実践報告に対する質疑応答など  14:10~14:50

15:00〜16:50 シンポジウムのテーマと内容

学習指導要領の改訂―何がかわる?何が問題か?

  報告者 井ノ口貴史(大阪歴教協)・松尾良作(地教研)・岩本賢治(兵庫歴教協)

 次期学習指導要領改訂のねらいは、新自由主義の世界を生き抜くためのグローバル人材の育成と、10%のエリートのための教育をすすめることにあります。

 2008年改定で反映できなかった06年教育基本法、学校教育法・同施行規則がねらう国家主義的な教育政策を具体化させるものです。
 「育成すべき資質・能力」を国家が定め、「主体的・対話的で深い学び」という指導法を強制し、カリキュラム・マネジメントと称して主権者として成長する権利を持つ子どもと専門職である教師が協働して創造する教育課程づくりの権利を奪うものです。

 シンポジウムでは、昨年末に出された中教審答申と2017年3月31日に「告示」された小・中の学習指導要領に示された道徳、社会,地歴・公民の内容等をもとに、次期学習指導要領の問題点を考え、私たちの実践の方向について語りあいます。

  

宮本順三 グリコの「おまけ」と絵画 & 朝鮮通信使の足跡を訪ねて (3月30日)

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2017年春のお話とウオーク 東大阪市~大阪市西区~天王寺区
宮本順三 グリコの「おまけ」と絵画 & 朝鮮通信使の足跡を訪ねて

 グリコの「おまけ」のおもちゃを知っていますか。
 大阪生まれの宮本順三が創り、ヒット商品にしました。
 今回は、グリコの「おまけ」や世界中の人形を集めた、東大阪市の小博物館「おまけやZUNZOU館」を見学します。

 世界と日本の祭りの絵を多く残した画家・宮本順三の朝鮮通信使絵画も鑑賞し、あわせて大阪市内の朝鮮通信使ゆかりの地を訪ねます。

 昭和のくらしや江戸時代について、理解を深める機会になるでしょう。

○日時 3月30日(木) 9:15~16:30

○集合 9時15分 近鉄八戸ノ里やえのさと駅改札口
     駅南側の山三エイトビル3階 宮本順三記念館・おまけやZUNZOU館へ

お話 「おまけやZUNZO館」学芸員さん
    「宮本順三の『おまけ』と絵画」

○ウオーク 10:50~

⑴ ハングル難波津の歌」碑の見学
(生野区御幸森神社)、コリアタウンで昼食

⑵ 宮本順三作「朝鮮通信使の淀城着岸図」の鑑賞(大阪城ホール)

⑶ 金重漢の墓見学(韓人墳、西区竹林寺)

⑷ 朝鮮国・金明旭「日東文化14年」の銘鈑等(天王寺区吉祥寺)

⑸ 金義信書「下馬」標石の見学(四天王寺の庭園、寛永20年)

参加費 500円(講師謝礼と資料代)

(別途各自負担 「おまけやZUNZOU館」入館料・四天王寺庭園入場料、交通費等)

主催 大阪歴史教育者協議会小学校部会

世話人:小野賢一 Tel 072-852-8124 枚方市茄子作北町62-21

  

歴史たんけん堺 2017 春の講座・見学会 (3月28日)

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歴史たんけん堺 2017 春の講座・見学会
堺の軍隊と金岡公園探訪

 憩いとスポーツの広場・金岡公園と周辺の病院や学校が軍隊だったことをご存知でしょうか?真田山や大阪城周辺から移転してきた軍隊のようすをさぐり、戦争中の堺と軍隊、市民のくらしについて考えましょう。

3月28日(火)お話 13:00~15:00 探訪ウォーク15:00~16:30

■お話 13:00~15:00

場所 金岡北中学校 図書室(本館2階)

堺市北区新金岡町1丁5 (地下鉄新金岡駅北出口から西へ600m)

○お話 「金岡連隊・進駐軍と地元の人々」
歴教協堺支部・金岡公園ピースメモリークラブ 小松清生

○「金岡公園を題材に6年生と学んだ市民の願いと政治」
金岡南小学校 阿部 仁さん

 軍隊や国の土地がどのように市民の憩いの場、スポーツ施設に生まれ変わったか。資料や証言さがしに苦労しながら、堺市立小学校の研究会公開授業で取り組みました。戦争と平和、声をあげる大切さ等、子どもたちとともに学んだことを報告します。

■金岡公園の今昔たんけん 15:00~16:30ごろ

JR堺市駅まで歩きます

 まちの昔と今をウォッチングしましょう。1932年、五箇荘(ごかしょう)村と金岡(かなおか)村(共に1938年堺市に合併)の境・長曽根に大阪市真田山から騎兵連隊が移動してきました。その後輜重隊・陸軍病院なども移転、「軍隊村」となっていました。戦後はアメリカ進駐軍の病院となっていました。

 軍隊内外の様子を調べ、記録している金岡公園ピースメモリークラブの案内で、わずかに残る当時の様子をさぐりながら歩きます。

※ 資料準備のため、できれば3/25までに参加予定をお知らせください。

主催 大阪歴史教育者協議会堺支部 & 堺たんけんクラブ

Tel 08024442098  Fax 072-254-1717

後援 堺市教育委員会

  

「建国記念の日」不承認2・11府民のつどい (2017)

「建国記念の日」不承認2・11府民のつどい

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戦前、「紀元節」は、初代神武天皇即位の日とする天皇制国家の重要な祝祭日でした。戦後、「紀元節」の復活をねらう政府は、1966年に「紀元節の日」であった2月11日を「建国記念の日」と制定しました。「建国記念の日」は国民主権を基本とする憲法の民主主義的原則に反し、歴史の真実を歪めるものです。

日本国憲法史・再論
-「九条」に関わる新事実から-

古関彰一さん (和光学園理事長・憲政史)

●2017年2月11日(土)

●府教育会館たかつガーデン8F

近鉄「上本町」駅から徒歩約3分/地下鉄「谷町九丁目」駅から徒歩約7分

●午後1時開会(12時30分開場)

●参加費 500円 (高校生以下無料)

●主催 「建国記念の日」反対大阪連絡会議

●事務局団体 大阪教職員組合・大阪歴史学会・大阪歴史科学協議会・大阪歴史教育者協議会・関西マスコミ文化情報労組会議・大阪民衆史研究会

●連絡先 大阪教職員組合

  

大阪歴教協 社会科講座 (1月21日)

この案内のダウンロードはこちら(「金岡公園の今昔たんけん」案内も2面に含む)

大阪歴教協 社会科講座

2017年1月21日(土)13:30~17:00

会場: サンスクエア堺 第2会議室 TEL 072-222-3561 (JR堺市駅より北西へ3分 東雲しののめ公園西側)

講座①13:30~ 6年生

「人々の願いと政治~金岡公園を題材に~」
阿部 仁さん(堺市立金岡南小学校)

 子ども達に身近な金岡公園。しかし昔は陸軍駐屯地、米軍金岡キャンプだったことは地元でもあまり知られていません。軍隊や国の土地がどのように市民の憩いの場、スポーツ施設に生まれ変わったか。研究授業で扱った内容を報告します。堺での戦争と平和、声を挙げる大切さなども考えて頂ければ幸いです。数十年前といえ、資料や証言が乏しく、市役所や区役所、図書館に何度も問い合わせ、足を運びました。

14:50~ワークショップ

 教材・教具交流広場 プレゼントもあります

講座②15:10~ 高校3年生

「みんなで主権者教育をすすめよう」」
浅井 義弘さん(府立東百舌鳥高等学校)

 18才選挙権が始まる年、総合の時間に学年団で取り組みました。自分たちのくらしと堺市への願い、選挙について考えた高校生の声を紹介します。
 「アクティブラーニング」だけが大事なのでしょうか?
 授業のすすめ方についても検討します。

16:30~全体交流

わかる授業 楽しい社会科に

 若手の先生もベテランの先生も、いっしょに学び、語りあいましょう。
 地域に根ざした社会科教育にとりくむ若手や先輩が実践を語ります。
 地域の教材や人々との出会いや発見、子どもたちとの取り組みなど、
 忙しい毎日にいかせる知恵やアイデアがいっぱいです。
 子どもたちや職場の様子を交流しましょう。

資料代: 500 円

主催: 大阪歴史教育者協議会 https://osaka-rekkyo.org/

後援:堺市教育委員会 (申請中)

【裏面】

大阪歴教協 社会科講座 プレ企画
6年生と学ぶ 「堺の軍隊と平和な公園」 フィールドワーク

  

「金岡公園の今昔たんけん」 (1月21日)

大阪歴教協 社会科講座(1月21日 午後)の詳しい案内はこちら

大阪歴教協・社会科講座と「金岡公園の今昔たんけん」の案内ダウンロードはこちら(1面・社会科講座 2面・フィールドワーク)

大阪歴教協 社会科講座 プレ企画
6年生と学ぶ 「堺の軍隊と平和な公園」 フィールドワーク

プレ企画「金岡公園の今昔たんけん」ご案内

1/21 10:30~12:00 新金岡駅北西出口集合

1月21日(土)10:30~12:00

集合 10:30 地下鉄御堂筋線 新金岡駅北西出口(地上)ときはま線西側
JR堺市駅まで歩きます(大阪歴教協講座会場まで3分・駅前で昼食)

 まちの昔と今をウォッチングしましょう。1932年、五箇荘村と金岡村(共に1938年堺市に合併)の境・長曽根に真田山から騎兵連隊が移動してきました。その後輜重隊・陸軍病院なども移転、「軍隊村」となっていました。戦後はアメリカ進駐軍の病院となっていましたが、現在は堺市のスポーツ公園などになっています。軍隊内外の様子を調べ、記録している金岡公園ピースメモリークラブの案内で、わずかに残る当時の様子をさぐりながら歩きます。

  

歴史教育者協議会 近畿ブロック研究集会in奈良(11月26,27日)

****2016年歴史教育者協議会 近畿ブロック研究集会in奈良***

地域にねざす社会科-価値ある学びを求めて

**********************奈良県歴史教育者協議会

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2016年歴史教育者協議会 近畿ブロック研究集会in奈良の要項はこちら(PDFファイル)

11月26日(土) 全体会  13:30 大和郡山城ホール 会議室
(近鉄郡山駅orJR郡山駅下車 徒歩10分)
※ホールに有料駐車場あり

参加申込〆切:11月12日(土)、大阪歴教協事務局まで

13:30 ~ 受付  大和郡山城ホール

14:00  現地報告   

 「地域に根ざした学校づくり~公立中学校の現場から~」
        奈良県歴史教育者協議会 石橋 源一郎
1
5:15~16:45  講演

 「平城京の姿と人々の暮らし」 館野 和己 奈良女子大学名誉教授

17:00  終 了

※終了後、希望者対象に、大和郡山ミニツアーを組む予定です(当日参加可)

18:30  懇 親 会  (会費5000円) 季之庄 (懐石料理&飲み放題)  近鉄郡山駅下車すぐ0743-54-3851

※懇親会から参加される方は、直接お店(場所は要項参照)へおいでください。
懇親会終了後、ホテル(奈良県手配 要項参照)へ案内 

11月27日(日) 分科会  9:00 大和郡山市 三の丸会館
(近鉄郡山駅orJR郡山駅下車 徒歩5分)

<会場が開くのが9:00です。ご注意を!>

9:00~9:50   全体会 ‐次期学習指導要領をめぐって

「歴史総合」(井ノ口貴史 京都橘大学教授) 「公共」(岩本賢治 京都橘大学教授)【予定】

10:00~12:00  課題別分科会(歴史認識・現状認識・授業づくり)

<課題別分科会レポート>

第1分科会:歴史認識

「小学校の『大和川学習』ー地域の歴史認識を深めるー」 河内晴彦(大阪 小学校)

「日本史A に移民史を取り入れた試み」 田城賢司(和歌山 高校)

第2分科会:現代認識

「言語力・表現力を伸ばす憲法学習~生徒が訳した日本国憲法~」田沼亮人(兵庫 中学校)

「経済学習における主権者教育(仮)」板倉 威一郎(滋賀 高校)

第3分科会:授業づくり

「おうちの人のしごと 小2生活科」花岡晶子(奈良 小学校)

「福島から避難してきたお母さんと子どもたちから学ぶ-京都での取り組み-」福谷 朱夏(京都 中学校)

12:00分科会終了 昼食&フィールドワークへ ※移動方法は別途連絡します

13:30~16:30 「授業で使える教材の宝庫ー唐古・鍵遺跡フィールドワーク」

案内:西岡成晃(田原本町教育委員会文化財保存課)

<訪問予定>
唐古・鍵遺跡(弥生時代の大環濠集落の概要と発掘調査の成果)
唐古・鍵考古学ミュージアム(絵画土器など様々な遺物の説明)
※車で来ている方は各自移動
車がない人は奈良の会員の車で移送する予定【要 事前連絡】

16:30 近鉄田原本駅解散

参加費 1日参加 1000円   2日参加 1500円   ※FWのみの参加は500円

<課題別分科会レポート>

宿泊ホテルの案内などは要綱をごらんください。

 

  

「大阪の歴史教育」総目次 

大阪歴教協の機関誌「大阪の歴史教育」の総目次(作成中)です。

購入希望される方は事務局までご連絡ください。メールはこちら


大阪の歴史教育 第48号 2015.7

【巻頭言】                           井ノ口貴史

【講演記録】 集団的自衛権か、憲法九条の豊富化か         松竹伸幸

【研究と実践】

 地域学習の授業づくり入門 -3・4年の実践をもとに-      河内晴彦

 教科書を活かして魅力ある授業をつくる-東京書籍『5年上』の農業学習を例として- 河崎かよ子

 中学校地理学習を考える~「地理」で学ぶ「地理」を学ぶ~    松尾良作

 「軍政下の奄美」の授業プラン                 原永貴文

 「道徳」の教科化をどう考え、どう取り組むか          井ノ口貴史

【地域活動・研究・フィールドワーク】

 八幡の歴史を探求して、はや5年                土井三郎

 よみがえれ大和川 ~川を学び、川であそぼう~          小松清生

 大阪における初期の民権運動 -民権政社「進取社」の活動-    花田文聡

 フィールドワーク・コースガイド ~キリシタンの里と継体大王の古墳をめぐる~ 志賀功

【教科書採択について】小学校社会科教科書記述と採択問題     小牧薫

【小川一詩さんを偲んで】遺稿集『わか水』から若い教師へのメッセージ  小川佳子


大阪の歴史教育 第47号 2014.6

【巻頭言】                           小牧薫

【特集】安倍政権と教育・平和

 大阪における高校日本史教科書採択問題             飯田光徳

 「改憲」論議と憲法学習(中学校)                林正敏

 日本国憲法をどのように教えてきたか -日本近現代史のなかで-(高校) 浅井義弘

【大阪歴史教育者協議会第48回研究大会記念講演】

 野宿者襲撃事件からみる大阪の貧困問題             生田武志

【教育実践】

 小学校4年ゴミのゆくえ -くらしをささえるしくみ        志村誠

 歴史新聞・歴史カードを利用して進める中学歴史の授業      岡澤文彦

 生活保護(高校)                        松崎康裕

 住友男女賃金差別裁判から憲法を学ぶ(高校)           山田真理

【市民運動、東アジア交流、支部活動】

 歴史と文化のまちづくり 堺の市民活動と私たち          小松清生

 東北アジアの中高生たち 戦後日本の市民運動と「和解」      原幸夫

 世界史部会フィールドワーク5年間のあゆみ           志賀功

【歴史教育者協議会第65回大阪大会地域実践報告】

 岸和田だんじりから始める地域に根ざした小学校の歴史学習    大阪大会現地実行委員会


大阪の歴史教育 第46号 2013.7

【巻頭言】                           小牧薫

【講演記録】

 平家の政権を幕府と呼ぶことについて              高橋昌明

 近世の大坂一私たちの大阪像を点検する             藪田貫

【研究と実践】

 「3分間スピーチ」を発展させ、考える授業へ -原発問題をどうとらえるか-  岡澤文彦

 前近代史における資料教材化の方法 -動物、古典文学等を例に何でも教材化するぞ- 永瀬弘勝

 書かせることにこだわる-質問表と論述問題を軸とする日本近代史の授業   仲森明正

 安重根は果たしてヒーローか- 日中韓3国の中高生討論の方法について    原幸夫

 福島原発事故後、あらためてヒロシマ・ナガサキを教材化する   井ノロ貴史

 学校が育てるマイナスイメージ -部落問題学習はやめよう     柏木功

 あなたはピースおおさかを知っていますか?           常本一

【見よう・ふれよう・調べよう~大阪の歴史~】

 上本町から玉造界隈へ -上町台地の史跡を歩く         森田敏彦


大阪の歴史教育 第45号 2012.5

【巻頭言】 つながりを広げ、歴史に学びましょう         小松清生

【大阪歴教協第46回研究大会記念講演】

 高校日本史B教科書の改定を巡って考えたこと          飯塚一幸

【研究と実践】

 原発の問題をどう学んだか                   井ノ口貴史

 高校日本史前近代史学習のプラン                植木武

 東北アジア近現代史をどう教えてきたのか            志賀功

 特設科目「国際理解」に取り組んで               林正敏

 安房キャンプの討論を分析する -日中韓青少年キャンプの10年  原幸夫

 自衛隊はイラクでどんな活動をしていたのか           平井美津子

 新学習指導要領を意識した地理学習の取り組み          石谷真一郎

 今とちがう昔を見つけよう!                  志村誠

 だれでもできるちょっといい5年の社会科の授業         河崎かよ子

 交通網の発達を見て楽しく歴史を学ぶ              山下悟

【地域の歴史研究】

 八幡の歴史を探究する                     土井三郎

【中学校教科書採択について】 

 東大阪市で育鵬社公民を採択                  小牧薫

 高石市での採択運動                      岡澤文彦


大阪の歴史教育 第44号 2011.5

【巻頭言】 歴史教育と政治教育の関係性              原幸夫

【特集Ⅰ「韓国併合」100年】

 日露戦争と《韓国併合》-韓国併合100年にあたっての再検証-   山田朗

 日本近現代史の授業-日露戦争・韓国併合のころ-         浅井義弘

 

 韓国での近現代史の授業-日帝強占期を中心に           李慶勲

【特集Ⅱ 研究と実践】

 校区たんけん・絵地図づくり-空間認識を育てる-         志村誠

 「3分間スピーチ」を発展させ、考える授業へ -死刑廃止か存続か- 岡澤文彦

 地域での戦争体験から松代修学旅行へ-3学年としての取り組み- 東正男

 中学生が考える日本のこれから-沖縄を学び、これからの日本を考えた子どもたち- 平井美津子

 ポスト冷戦時代のアフリカをどう教材化するか-同時代史的視点に立ったカリキュラム開発-井ノ口貴史

 女性差別撤廃委員会(CEDAW)「勧告」を高校生へ          山田真理

【研究ノート】

 交野の副読本 -改訂作業を通じて                小川一詩

 天見の防空監視硝                       井上元良

【見よう・触れよう・調べよう~大阪の歴史~】

 河内長野市寺が池からの用水路を探る              林正敏


大阪の歴史教育 第43号 2010.5

【巻頭言】 2010年、東アジアと連帯する歴史認識を!        小牧薫

【特集Ⅰ 子どもたちの学びと学力】

 市民性を育てる授業づくりの試み-新学習指導要領に対抗する教育実践を進めるために- 井ノ口貴史

 教育実践と子ども -井ノ口実践に触れて-            永瀬弘勝

 若者が語り継ぐ沖縄戦                     平井美津子

 労働から生存権へ、認識からアクションへ -労働の価値を教える授業- 松崎康裕

【研究と実践】

 北野夜間中学とアジア太平洋戦争 -朝鮮人生徒の思想調査など-  山上俊夫

 日本近現代史の授業実践 -「島国ナショナリズム」の克服をめざして- 仲森明正

 郷土の歴史「千原騒動」を教材化して              岡澤文彦

 在日韓国系学校での独島(竹島)の授業             李慶勲

 カイコとの出会い(小学3年)                 小林桂子

【見よう・触れよう・調べよう ~大阪の歴史~】

 堺大空襲の傷あと・「炎の街」ウォッチング           小松清生ほか


大阪の歴史教育 第42号 2009.8

【特集Ⅰ 沖縄戦裁判と歴史教育の課題】

 大江・岩波裁判の大阪高裁判決の意義と今後の課題        小牧薫

 2008年度近畿ブロック研究集会 シンポジウム「沖縄戦学習と教科書問題」

 教科書検定と沖縄戦学習                    坂本昇

 教科書検定意見撤回運動ならびに大江・岩波訴訟は我々を強くしたのか 山口剛史

 中学生の沖縄ノート -社会に向き合うようになった中学生たちとその後- 平井美津子

 シンポジウムでの質疑・討論のまとめ

【特集Ⅱ 日本の近現代史の学び方】

 2008年第43回研究大会講演 

 近現代の日本とアジア -日本はどのようにして植民地を手に入れたか 原田敬一

 日本近現代で何を教えるか                   浅井義弘

 南京事件を学んだ青少年たち 東北アジアの平和-歴史教育と政治教育のかかわり 原幸夫

【研究と実践】

 「くらしのうつりかわり」と大阪・今里新橋商店街の昔と今    小野賢一

 大谷用水を調べる                       清水ゆかり

 戦災孤児から学ぶ平和                     田家千春

 「机化」する子どもたちを起こす授業とは            井ノロ貴史

 「歴史たんけんプリント堺」好評です          樽野美千代・小松清生

【見よう・触れよう・調べよう~大阪の歴史~】

 「天王寺七坂」を訪ねて                    森田敏彦

【特集III 大阪府政と教育】

 橋下改革(小牧薫)小学校(小川一詩)中学校(岡澤文彦)高等学校(仲森明正)支援学校(志賀功)私立学校(永田太)


大阪の歴史教育 第41号 2008.3

【特集Ⅰ 日本国憲法を考える】

 日本国憲法を教えるために                   岩田健

 小学校の憲法学習                       小川一詩

 二つの憲法をくらべてみよう!                 中川美幸

 憲法9条を教えよう -中学校公民的分野で-           林正敏

 生きた憲法学習をめざして                   木村薫

【特集Ⅱ 沖縄戦裁判と教科書検定】

 文科省は、なぜ日本軍の『命令』を削除させたのか        小牧薫

 沖縄戦を学んだ中学生、その後                 平井美津子

【研究と実践】

 日本各地の海水調査から大阪周辺の海水調査へ          山下悟

 高校生とともに『はたらく』ことを考える            山田真理

 地域から見る日本史の授業                   永瀬弘勝

 高校生にとっての同時代史と現代史学習             井ノ口貴史

大阪の歴史教育 第40号 2007.3

【巻頭言】 日本国憲法60年の年に                浅井義弘

【特集Ⅰ 日本国憲法60年】

 中学生の沖縄ノート -沖縄平和学習、そして社会と向き合うようになった中学生たち 平井美津子

 憲法制定過程における民衆のイニシアチブ            山上俊夫

 安倍内閣は、憲法改悪をなぜ急ぐのか              小牧薫

【研究と実践】

 地域と学校の資料を生かし4年生とすすめた2006年夏~秋のとりくみ 小松清生

 米作り学習からブナの植林を知る                小島さつき

 初めて教えた世界史授業                    松本祐典

 ヴェトナム戦争をこう教えた                  志賀功

 中学校の地理学習 -世界地理教科書づくりとプラン        樽野美千代

【見よう・触れよう・調べよう ~大阪の歴史~】

 堺の近現代史を歩こう                    小松清生・小牧薫

信太山周辺の歴史散歩                     林耕二

  

歴史たんけん堺 2016年 夏の講座

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歴史たんけん堺 2016年 夏の講座 堺と大和川 学習会

1704年、堺にやってきた大和川は、水の恵みとともに土砂を運び、港を埋めました。

堺の人々は港の改修を続け、新田や新地を拓いてまちを発展させてきました。

大和川は1980~90年代1級河川でワースト1と言われましたが、現在は水質改善率日本一です。

小松清生は、新浅香山小学校などで大和川つけかえの学習にとりくみ、4年生とともに「大和川かるた」をつくりました。「わたしたちの大和川」研究会に参加、流域の皆さんと協力し、“川とあそぼう大和川クラブ”の子どもたちと元気に水辺活動を続けています。

日時:8月23日(火)午後1:30~ 4:00

会場:JR堺市駅前  サンスクエア堺 第5会議室(B棟地下)

☆ お話「堺と大和川」  大和川市民ネットワーク事務局長 元錦小学校教諭 小松 清生

☆ 大和川学習などについて交流

☆ 終了後 大和川 浅香山緑道の与謝野晶子歌碑や水辺の楽校エリアまで歩きます。

(最寄駅は高野線浅香山またはJR浅香)

主催 大阪歴史教育者協議会堺支部&堺たんけんクラブ

(小松 Tel 080-2444-2098 fax 072-254-1717) 後援 堺市教育委員会

できれば、8/18までに電話かFAXで参加予定をお知らせください。

  

「大阪の歴史教育」 第49号

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大阪の歴史教育  第49号 2016.5

【巻頭言】 未来を託す市民を育てるために  井ノ口 貴史

【講演記録】 大阪歴教協60年の歴史から学ぶことみんなで取り組んできたこと 浅井義弘

【研究と実践】

105歳からのメッセージ生徒は何を感じたか~治安維持法の時代~ 松尾良作

学校を良くする政党つくりと、政策と政党を学ぶ授業 松崎康裕

小6歴史学習における「ワタ百姓と菱垣廻船」の授業開発-2つの「絵図」を教材にして- 河内晴彦

地域の戦争体験を学び平和への願いを育てたい 小松清生

新聞号外を活用した戦後史の授業 岡澤文彦

中学校障害児学級の教科学習とその土台作り自分なりの学びを獲得する力を育てる支援学級のとりくみ 加藤由紀

研究ノート  ・文化史再考「原爆と原発核の時代を考える」~通史のなかで文化をとう教えるか近現代史編~ 植木武

【地域活動・研究・フィールドワーク】

『第十六師団兵士、下村實はゆく』-苦悩する一兵士の死を通して戦争を考える- 小野賢一

大坂冬の陣・夏の陣-大阪城の歴史をめぐるトータルな認識を- 土井三郎

【見よう・ふれよう・調べよう~大阪の歴史】心合寺山(しおんじやま)古墳を見に行きましょう2015年5月、フィールドワークから 小貫充

大阪歴史教育協議会2015年度活動報告

大阪歴教協関係出版物

『大阪の歴史教育』バックナンバー

編集後記

発行:大阪歴史教育者協議会