大阪歴史教育者協議会第43回研究大会

大阪歴史教育者協議会第43回研究大会(終了しました)

    原田敬一さん(仏教大学文学部教授)が講演

演題は、「近現代の日本とアジア」―日本はどのようにして植民地を手に入れたか」

2008年6月22日(日)午後3時から
会場は、大阪府教育会館たかつガーデン

 ご案内

 大阪歴史教育者協議会は1953年に結成されて以来、地域に根ざし、平和で民主的な主権者を育てる歴史教育、社会科教育の研究と実践をすすめてきました。また、日本・中国・韓国の青少年の交流を進め、沖縄戦などの正しい教科書記述のために努力してきました。憲法9条が真に生き輝くためにも、たがいの実践を学びあい豊かな歴史教育、社会科教育を作り出していきましょう。多数ご参加ください。

〔テーマ〕 歴史に学び、平和な世界を
〔日時〕 2008年6月22日(日)午前11時から午後5時まで
〔会場〕 大阪府教育会館 たかつガーデン  3階「ローズ」
       近鉄大阪線「上本町駅」下車3分または地下鉄谷町線「谷町9丁目」下車7分
           Tel 06-6768-3911

〔資料代〕  1000円  父母・市民は500円

受 付   午前9時半より

研究大会の報告と講演

■実践報告(1) 午前11時より

 「東アジアの平和と青少年の交流・学習・討論」

 日中韓歴史キャンプにみる中高生の歴史認識を分析し、歴史教育、平和教育の課題・方法について考察したレポートを報告します。                              原 幸夫(和泉総合高校Ⅲ部)

■実践報告(2) 午後1時より

「地域の移り変わり―新橋商店街の今と昔」

 校区にある商店街の今と昔のちがいを見つけさせる中で、地域の移り変わりを学ばせた実践を報告します。

                                  小野 賢一(大阪市東成区大成小学校)

<昼食休憩>

■実践報告(3) 午後2時より

「生活文化の世界史」

 茶の世界史、砂糖の世界史、コーヒーの世界史、酒の世界史など、身近な教材を通して世界史に興味・関心を持たせるために行った総合学習の実践を報告します。                 山本 武志(久米田高校)

■講演 午後3時10分より

「近現代の日本とアジア  ―日本はどのようにして植民地を手に入れたか」

 立憲国家となった日本は、ほぼ5年ごとに戦争を繰り返しました。その中で、どのようにして植民地を獲得したのでしょうか。国民統合をすすめた「輝かしい明治」像を問い直します。

原田 敬一(仏教大学文学部教授)

 最近の主な著書 シリーズ日本近現代史(3)「日清・日露戦争」岩波新書  「国民軍の神話―兵士になるということ」 吉川弘文館 など

〔連絡先〕 大阪歴史教育者協議会事務局   浅井義弘