大阪歴史教育者協議会第50回研究大会

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大阪歴史教育者協議会第50回研究大会

戦後70年 地域に根ざし 平和を創る社会科教育

歴史の真実を学びたい。楽しい授業がしたいと願うみなさん。
教室や地域の実践を持ち寄り、学びあいましょう。

2015年7月4日(土)11:00~17:00

会場: サンスクエア堺 第1会議室(JR堺市駅前 西へ100mベルマージュ側 しののめ公園の西側 )

「大阪歴教協62年 みんなでとりくみ 学んできたこと」

基調報告 浅井 義弘

 大阪府立高校に勤務。 1985年歴教協加入。2000年度から大阪歴史教育者協議会事務局長。1990年度歴史教育者協議会全国大会より日本近現代分科会の世話人となり、分科会を運営。

 これまで大阪歴教協が取り組んできたこと・・・・社会科の授業プランづくり、実践、研究、科学運動から何を学ぶのか、これからどんな社会科教育を創っていくのかを考えましょう。

資料代 : 1000円 父母・市民は 500円 (高校生以下は無料)

連絡先 :大阪歴史教育者協議会事務局

10:00~11:00 大阪歴史教育者協議会総会

10:45~   研究大会受付 すぐに使える、明日から役立つ教材の交換会やります!

11:00~11:30 実践報告(1)「新聞号外を活用した戦後史の授業」
 

 戦後の歴史学習は重要だと思いながら、時間的制約で力を入れにくかったが、昨年の3年生で歴史の残りを担当し、ある工夫をした。 資料に新聞号外を使い、生徒達に3つのテーマにしぼってレポートを書いてもらい、代表的な意見を次の授業で読みあげた。 さて3つのテーマとは?

岡澤文彦 (元高石市立取石中学校)

11:30~12:00 実践報告(2)「通史の中で文化をどう教えるか -近現代史編―」

 文化史は、生徒にとっては「暗記」するしかないと思われている。文化は、時代の表象という考え方の上に立って、時代を特徴づけるものを各時代の「文化史」として扱うことで、生徒の文化史への理解が深められると考えている。そのようなことを標榜した検討結果を提案したい。

植木 武( 大阪女子短大高校)

<昼食休憩>

13:00~13:30 実践報告(3)「日清戦争の共同記述づくり―日中韓の中高生が教科書比較」

見学や討論、楽しい交流で学び合う3国中高生の東アジアキャンプ。2014年のグループワークで、教科書をもとに日清戦争の共通歴史認識を議論し、叙述化した過程をたどる。

原 幸夫(大阪府立河南高校)

13:30~14:30 基調報告「大阪歴教協62年 みんなでとりくみ 学んできたこと」

 「教科書は現代史をやる前に時間切れ」とよく言われますが、それでいいのでしょうか?

 大阪歴教協は、近現代史を最後まで教えるために、小・中・高の発達段階をふまえた授業プラン作りに取り組んできました。また、地域に根ざし、生徒が積極的に授業に取り組み、調べ、発表し、議論をして社会認識・歴史認識を深めていくには、どうすればいいのかという実践をおこない、歴史認識・社会認識をめぐって全国の会員と議論を深めてきました。62年間の大阪歴教協の歩みから何を学び、これからのどんな社会科教育を創っていけばいいのかを考えたい。

浅井 義弘(大阪府立東百舌鳥高校)

14:45~17:00 交流