大阪歴史教育者協議会第49回研究大会

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大阪歴史教育者協議会第49回研究大会
現在(いま)をみつめ 歴史に学び 平和な世界を

歴史の真実を学びたい。楽しい授業がしたいと願うみなさん。
地域に根ざした歴史学習で、平和に生きる子どもたちを育てましょう。
力を合わせ、教育と民主主義を守りましょう。
教室や地域の実践を持ち寄り、学びあいましょう。

2014年6月28日(土) 11:00~17:00

  • 会場: エルおおさか(大阪府立労働センター)南72号室
  • Tel 06-6942-0001(●京阪・地下鉄⾕町線天満橋駅⻄へ300m●京阪・地下鉄堺筋線北浜駅東へ500m)
  • 資料代 : 1000円 父母・市民は 500円 (高校生以下は無料)
  • 連絡先 :大阪歴史教育者協議会事務局

記念講演 「集団的自衛権か、憲法九条の豊富化か」 松竹伸幸さん
(かもがわ出版編集長・日本平和学会会員・日本ジャーナリスト会議出版部会世話人)

 松竹さんは、長崎県生まれ。小学校から高校までは神戸で育ち、東京 一橋大学へ。
 著書に、『集団的自衛権の深層』『憲法九条の軍事戦略』(平凡社新書) 『これならわかる日本の領土紛争』『マルクスはどんな憲法をめざしたのか』(大月書店) 『オスプレイとは何か40問40答』『幻想の抑止力』(かもがわ出版)『平和のために人権を』(文理閣)『反戦の世界史』『ルールある経済社会へ』(新日本出版社)など。

☆大阪歴史教育者協議会総会10:00~
☆研究大会受付:10:45~

実践報告① 11:00~12:00

「小学校 健康なくらしをささえる」
子どもたちの意見を大事にしたいと努力しながら、ゴミのゆくえをさぐりました。
今年度、久しぶりの小学4年生との取り組みの様子を報告します。

                    飯田 裕子(大阪市立東中浜小学校)

〈昼食休憩〉

実践報告② 13:00~14:00

「高校生とつくった沖縄学習-大阪に住む私たちに何ができるの?」
 高校生や大学生などが中心になって企画や運営が行われているピースフェスタかどま。
 本土に住む高校生が沖縄を見つめる視点を大切にしながら、沖縄の昔と今、そして未来を考えることが今回の学習会のテーマでした。
 なみはや高校演劇部とのやりとりを通して作り上げた学習の中身をご紹介します。

                    平井美津子(吹田市立第一中学校)

実践報告③ 14:00~15:00

「『フクシマ』後の原発学習をどうつくるか」
2011年4月より3年間にわたって大学1回生を対象に行った原発問題学習の報告です。
 学生たちの小学校からの学習履歴調査、全国の小中高校での授業実践報告分析、2011年4~6月の授業実践分析をもとに作成した教材を使って2012年と13年に行った授業を分析しました。
 その結果、ヒロシマ・ナガサキの放射線被害、原発をめぐる戦後史学習、湾岸戦争やイラク戦争での劣化ウラン弾の学習が意見形成に大きな役割を果たすことが示唆されました。

                    井ノ口貴史(京都橘大学)

記念講演 15:10~17:00

「集団的自衛権か、憲法九条の豊富化か」 松竹伸幸さん(かもがわ出版編集長)

 集団的自衛権とは何か!
 安倍首相と国民の矛盾は深まるが、 その路線と対抗して政権を奪う主体が見えてこない。
 憲法九条を豊かに捉えることが打開策にならないだろうか。