大阪歴史教育者協議会第48回研究大会

大阪歴史教育者協議会第48回研究大会

現在(いま)をみつめ 歴史に学び 平和な世界を

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 歴史の真実を学びたい。楽しい授業がしたいと願うみなさん。
 地域に根ざした歴史学習で、平和に生きる子どもたちを育てましょう。
 力を合わせ、教育と民主主義を守りましょう。
 教室や地域の実践を持ち寄り、学びます。今年は8月2~4日、大阪で全国大会をもちます。あわせてご予定ください。

2013年5月26日(日) 11:00~17:00

会場: 大阪府教育会館 たかつガーデン 3階「カトレア」
(近鉄「上本町駅」下車5分  地下鉄谷町線「谷町9丁目」下車7分)

記念講演 「野宿者襲撃事件から見る大阪の貧困問題」
                生田武志さん

(野宿者ネットワーク代表 社団法人「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」代表理事))
生田さんは、1964年生まれ。同志社大学在学中から釜ヶ崎の日雇労働者・野宿者支援活動に関わる。2000年、「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人文学賞評論部門優秀賞。2001年から各地の小、中、高校などで「野宿問題の授業」を行なう。著書に『<野宿者襲撃>論』人文書院、『ルポ 最底辺 不安定就労と野宿』ちくま新書、『貧困を考えよう』岩波ジュニア新書、『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?―こども夜回りと「ホームレス」の人たち』(あかね書房)など。

資料代 : 1000円   父母・市民は 500円 (高校生以下は無料)

連絡先 :大阪歴史教育者協議会事務局 浅井義弘

実践報告① 11:00~
「小学6年 歴史の授業」

 歴史の授業に興味を持たせるために、歴史学習の導入を地域の歴史「だんじり」の聞き取りや調査の成果やゲストティーチャーの話で盛りあげていった実践報告。全国大会地域実践報告の予行です。

 

実践報告② 13:00~
「「アメリカ軍政下の奄美」(研究報告)」

  小・中・高の教科書には奄美群島のことはほとんど触れられていません。アメリカ軍政下の奄美群島のことを子どもとともに学ぶためにすすめた研究報告です。
                   原永 貴文(大阪商業大学堺高等学校)

実践報告③  14:00~
「古墳時代をどう教えるか」

 古墳時代はおもしろい時代ですが、子どもたちわかりやすく教えるのはむずかしい。古墳時代の何をどのように教えるべきかを実践をもとに考えた報告です。
                       小貫  充(大阪府立門真西高校)

記念講演  15:10~

「野宿者襲撃事件から見る大阪の貧困問題」

生田武司さん(野宿者ネットワーク代表)

 昨年10月、府立高校生を含む16歳の少年グループが小坂駅で野宿していた富松さんたちを襲撃して殺害。ほかに数人が骨折などで救急搬送されるという事件が起きました。野宿者への若者たちによる襲撃事件がたびたび起こっています。野宿者襲撃は「貧困者への若者のヘイトクライム」であり、背後には貧困者に対する差別と若者の「生きづらさ」の問題があります。それは「経済の貧困」と「関係の貧困」とも言えます。この二つの貧困についてご自身の経験からの報告です。

☆大阪歴史教育者協議会総会10:00~ ☆ 研究大会受付:10:45~