2.11第54回「建国記念の日」不承認 大阪府民のつどい
戦前、「紀元節」は、初代神武天皇即位の日とする天皇制国家の重要な祝祭日でした。
戦後、「紀元節」の復活をねらう政府は、1966年に「紀元節の日」であった2月11日を「建国記念の日」と制定しました。「建国記念の日」は国民主権を基本とする憲法の民主主義的原則に反し、歴史の真実を歪めるものです。
記念講演 内海愛子さん
(大阪経済法科大学 アジア太平洋研究センター所長)
著書に『朝鮮人BC級戦犯の記録』(岩波書店)、『戦後補償から考える日本とアジア』〔山川出版社)、共著に『戦後責任アジアのまなざしに応えて』(岩波書店)など
日本と朝鮮半島の関係をどうつくっていくのか
-東京裁判・サンフランシスコ平和条約から考える-
2018年10月の元「徴用工」被害者に関する韓国大法院判決に対し、日本政府は「解決済み」「国際法違反」などと批判し、2019年には韓国への輸出規制を表明するなど、日韓両政府の関係が悪化し、日本国内では「嫌韓」ムードが広がっています。
日韓関係の深刻な悪化を止め、日本と朝鮮半島の関係をどう前向きにつくっていくのか。日本による植民地支配の責任と戦後補償をふまえてお話いただきます。
■文化行事 朝鮮の伝統的民族芸能(予定)
2020年2月11日(火・祝) 13:00(開場)13:30(開演)
府教育会館たかつガーデン8階
[参加費:500円(高校生以下無料)]
主催:「建国記念の日」反対大阪連絡会議
事務局団体:大阪歴史学会・大阪歴史科学協議会・大阪歴史教育者協議会・関西マスコミ文化情報労組会議・大阪民衆史研究会・大阪教職員組合
事務局連絡先: TEL:06-6768-2330(大阪教職員組合内)