森田敏彦さんが「うえまち歴史案内人」に

 大阪歴教協会員の森田敏彦さんは、大阪市天王寺区で「九条の会」代表世話人として活動される一方「うえまち歴史案内人」を立ち上げ、ボランティアガイドとして独自の活動をされています。
 森田さんは、「こともあろうに大阪市政の最高責任者が「思想調査」などによって思想・良心の自由を踏みにじるだけでなく、憲法九条にたいしても悪罵を投げかけるという動きがみられ、先人が築いてきた民主主義と平和にたいする攻撃が強まっています。そのため、これまで培ってきた観光ボランティアガイドの経験を生かして、通常の歴史ウォークのガイドとともに、平和憲法をまもる立場から戦争遺跡などをとりあげ、平和の大切さを訴えることにもつとめながらご案内していく所存です」と言っておられます。ガイド地域は、大阪市内の上町台地周辺(天王寺七坂・四天王寺と一心寺・玉造・大阪城・新世界・谷町界隈)のほか、北浜レトロビル、コリアタウン、平野郷などです。街歩き以外にも戦跡めぐりもできます。これまでに、大阪城だけでなく八尾の掩体壕や信太山、ロシア兵墓地などを、マイクロバスで案内しました。それぞれ2時間程度、資料代のみ実費徴収ということです。ガイドの申込は、大阪歴教協にメールをください。ご相談します。